名古屋駅、中区栄・伏見 至近の心療内科・内科 カウンセリング室併設 名古屋の心療内科・内科|リエゾンメディカル丸の内

〒460−0002
名古屋市中区丸の内2-18-15
51KTビル 4階

Tel:052-220-0255(要予約)

ごあいさつ

はじめに院長・村瀬聡美

  私は医師として20年あまり、子どもから大人まで幅広い年齢層の方々の“こころと体”の問題にたずさわってきました。そして2001年からは、名古屋大学の教員として臨床研究や後進の指導、臨床心理士(心理カウンセラー)の養成等にもかかわってきました。このような経験をもとに“こころと体”に関するさらなる臨床活動を展開したいと思い、2010年名古屋開府400年という節目の年に“リエゾン メディカル 丸の内”開設に至りました。

リエゾンとは?

フランス料理の世界でリエゾン(仏語、英語:liaison)と言えばスープのとろみ、料理のつなぎという意味ですが、この言葉には、相異なるもの、異質なもの同士を“つなぐ”という意味があります。元来こころと体は一つにつながっており、“こころ”や“体”の存在をふだん私たちが意識することはありません。しかし限界をこえたストレスがかかると“こころ”と“体”が不調和となり、“こころ”や“体”の様々な症状が自覚されるようになります。“こころと体”の調和を再び取り戻すためには、“こころ”を診る専門医と“体”を診る専門医同士の連携、医師と心理カウンセラーとの連携等それぞれの領域の専門家同士が“つながり”を意識して一体となって治療を行う必要があります。また場合によっては、他の医療機関、心理相談機関、学校や職場との連携という“つながり”も大切になってきます。

蝶は人間のこころの象徴−当院のシンボルマークと診療方針−

蝶は、ギリシャ時代の昔から洋の東西を問わず、人間のこころ、たましいの象徴とされてきました。当院のシンボルマークは、浅間山を背景に、ミヤマモンキチョウとその幼虫が食べるクロマメノキ(通称 浅間ブドウ:ツツジ科の低木で、日本にも自生するブルーベリーの一種)を図案化したものです。ミヤマモンキチョウは、日本では浅間山系と北アルプスのみに生息し、過酷な環境を耐え抜いて命をつなぎ続けている氷河時代のレリック(生き残り)です。いまは羽を休めているこの美しい蝶が、ふたたび生き生きと大空を飛びかう日のために、知識、技能、判断力を兼ね備えた“体とこころ”のエキスパートとして、私どもは、皆さまのお役に立てるクリニックをめざして参ります。